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茅ヶ崎市役所 秋の新採用職員研修として「インクルーシブコミュニケーション研修」を実施

茅ヶ崎市役所 秋の新採用職員研修として「インクルーシブコミュニケーション研修」を実施しました。
https://biz.slowcommunication.jp/

見えない(アイマスク)、聞こえない(ヘッドフォン)、話せないという状況を 3人1組で体験しながら、協力し合ってブロックを組み立てるワークショップです。
気持ちの共有と、これからに活かすアイデアを付箋を使いながらディスカッションし、行動宣言に落とし込んでいただきました。

受ける前と後とでの違いや気づきを聞いたところ、下記のような回答がありました。

「体験するのとしないのとでは全く違った」
「3回交代し体験を重ねることで声掛けが的確になった」
「1つの五感が失われることによって神経の使い方、もどかしさ、不自由さを感じた」
「どの障害も孤立感を感じることがあった」
「しゃべれないのが一番辛く、見えないのが一番怖かった」
「必要な情報だけを伝えるのではなく、ちょっとした声かけが“大事“」

また、行動宣言に書いたような意識を、持ち続けるための施策アイデアを募ったところ、様々なアイデアが集まりました。

「より広く周知・理解される機会の提供が必要である(子供から大人まで、定期的に)」
「今回のような体験はとても有効(意識するようになるから)」
「学校教育でどのような対応をしたら良いかを教える」
「体験する機会を誰もが持てる学校などのカリキュラムがあると良い」
「不自由であるない関わらず、日常的に相手のことを思って(思いやりを持って)行動すること。体験する機会を持とうとすること(参加しようとする)」
「相手はどうかな?という考えを常に持って人と関わる。常に振り返ることが大切」

形だけの導入に終わらず、このような研修を定期的に開催していくことが、何より大切なことなのかもしれないと感じています。

ライター