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4Heartsは4期目を迎えました
一般社団法人4Heartsは、この度4期目を迎えることができましたことを心から感謝しております。皆さまの温かい応援とサポートのおかげで、少しずつ成長することができました。
コロナ禍初期に法人を立ち上げた時から、世界情勢の急激な変化や人々の生活様式の大転換に直面しました。
現在も、仮想通貨やChatGPTなどAI技術の台頭という急速な変化の真っ只中です。こんな状況の中でも、私たちは自分たちのビジョンと価値を再確認し、人の本質を捉え続けようとしてきました。
4Heartsは、情報コミュニケーションから誰ひとり取り残さない社会を目指し活動しています。情報コミュニケーションは、人と人が心温まるつながりを築くためのもの。
それは、聴覚障害に限らず、高齢者・子ども・他言語話者など、全ての人にとって必要なものです。
「選択肢」という情報を誰もが手に入れられ、自己の意志で選択することができる社会をつくりたい。「心の低温やけど」を負いがちな、見えにくい困難や生きづらさを抱える人々の、勇気の支えとなる存在でありたい。
そして、社会課題として認識されにくい状況を可視化し、世界を変革していくことが、当団体の使命だと思っています。
変化に適応し、新たな需要やニーズに対応する柔軟性を持つことが大切だと思うと同時に、人の変わらない普遍的な本質こそ、私たちが最も大事にしたいことです。
『スローコミュニケーションプロジェクト』は、心のゆとりを持つことで、答えのあるマニュアル的対応・コミュニケーションではなく「じゃあどうしようか」と、答えのない宙ぶらりんの状態のまま、目の前の人と共に考え続けることの大切さを提唱しています。
聞こえないことで「正解のない世界」に身を置き続けている私だからこそ、伝えられることがあると思っています。
テクノロジーをうまく活用しながら、戸惑うことなく誰もが自然とコミュニケーションが取れる。
諦めを勇気に変え「こんなことがやってみたい」と当事者が声を上げられる。
情報コミュニケーションバリアに取り組んでいることが、社会価値・企業価値になる。
今はまだ、長い長い道のりのスタートラインを切ったばかり。
4Heartsと一緒に、ゴールテープのその先を見にいきませんか。
最後に、私たちを支えてくださっている全ての方々に心から感謝申し上げます。
これからも良いパートナーシップを築き、共に成長し、新しい世界を見にいきたいです。私たちの団体の未来に対して、引き続き応援とサポートをよろしくお願いします。
一般社団法人4Hearts 代表理事
那須 かおり